猫の肉球にかさぶた!【皮膚がん?】重大な病気の可能性も・・・

病気・ケガ

猫の肉球と言えば、プニプニしていてとても可愛らしいですよね。

肉球に関連したグッズもいろいろ売られている程、みんなに愛されている猫の肉球。

でももし、飼っている猫の肉球にかさぶたが出来ていたら、とても心配になりますね。

でも、たかが「かさぶた」と放置しておいてはいけません!

病気の可能性がありますので、そのあたりについて詳しくご紹介していきましょう。

猫の肉球にかさぶたができた!病気なの?原因は?

飼い猫の肉球を見たら、かさぶたが!本来ならツルツルであるはずなのに、かさぶたがあるなんて明らかに異常ですよね。

これは、単なる怪我ではなくて、病気の可能性があります!

肉球皮膚炎「形質細胞性足皮膚炎」

猫の肉球皮膚炎」という皮膚病かも知れません。

肉球が炎症を起こし、潰瘍やむくみを生じるものです。難しい言葉で、「形質細胞性足皮膚炎」とも言います。

主な症状として、肉球がむくんだり、潰瘍・膿が見られたりするほか、歩く時に足をひきずっていたりもします。

肉球皮膚炎の原因は?

肉球皮膚炎の原因は、はっきりと分かっていません

症状が治まったと思って安心していたら、ある季節になると再発するケースもあります。

形質細胞というのが免疫細胞の一種であることや、免疫グロブリンを作り出すこと、季節性が見られることから、アレルギー反応ではないかと考えられています。

治療方法は、対症療法または外科手術

  • 対症療法

原因がよく分からないこともあり、対症療法が行われます。

症状を出来るだけ軽減させるために、副腎皮質ホルモン薬の投与などが行われます。これにより、炎症が軽減されます。

  • 外科手術

肉球に潰瘍が出来ている場合、手術で除去することもあります。

猫の肉球皮膚炎の症状とは?猫の歩き方や肉球の痛みは?

それでは、ここからは肉球皮膚炎の症状について、歩き方や痛みなども含めて詳しくご紹介していきます。

初期症状では、肉球の表面がウロコのように見える

前足の方から発症するというケースが多く、最初は肉球表面がウロコのような感じに荒れてきます。

柔らかく腫れてきますが、痛みやかゆみは無いようです。

症状が進むと、肉球の表面が潰瘍を起こし痛みを感じる

症状が進んでいくと、柔らかく腫れていた肉球がしぼんでいきます。そして今度は、表面が潰瘍を起こし始めます。

こうなると、痛みを感じるようになります。出血する場合もあり、そこからウィルス感染などが起こる可能性もあります。

重症になると、足をひきずり歩き方がぎこちなくなる

足の裏に痛みが出るので、歩き方がおかしくなります。

痛い足をひきずるように、ぎこちない歩き方になるでしょう。あまりにも酷い場合は、歩くのを嫌がります。

肉球皮膚炎は、直接命の危険はありません。ですが、白血病や免疫不全ウィルスへの感染も考えられます。

また、潰瘍から何かに感染するリスクもありますので、決して楽観視は出来ない病気です。

普段から猫とスキンシップを取って、肉球に触る機会を設けておきましょう。触っていて何か違和感があったら、動物病院に連れて行くことをおすすめします。

早い段階で連れて行けば、痛くて歩けなくなるといった状態にまでならずにすみます。

もし白血病や免疫不全ウィルスに感染していたとしても、早期発見で発症を防ぐことが出来ます。

猫にとって肉球はとっても大切!猫の肉球の役割とは?

猫の肉球は、見てるだけで癒されますね。可愛らしいという印象が強い、猫の肉球。

でもかなりしっかりした作りになっていて、猫にとって非常に大切な部位なんです。それでは、猫の肉球の役割とご紹介していきます!

歩行や着地でクッションの役割を果たす

猫は、高い所から飛び降りる事が多いですが、その時に着地の衝撃を和らげてくれるのが肉球です。

肉球がクッションとして働き、強い衝撃から守ってくれるのです。ですから、高い所から飛び降りても怪我をしないですむのです。

また、そのクッション性を活かして、足音を消す事も出来ます。ネコ科の動物は、狩りをして生きています。

獲物忍び寄る時に、足音がしていては気付かれてしまいます。肉球は、狩りをする時にも大切な役割があるのですね。

物の感触や動きを細かく察知する

猫に限らず動物の足の裏って、毛が生えてないですよね。これは、歩行を安全に行うためなんです。

毛が生えてないことで、地面の状態をしっかり把握することが可能。障害物を素早く察知することが出来るんです。

また、肉球を広げることで物を掴むことも出来ます。

肉球の湿りを調節し、滑り止めをする

肉球って、しっとり湿っていませんか?猫は体に汗腺がないですが、唯一汗をかく場所があります。それが肉球です。

汗で湿り気を調節し、滑り止めの役割をしています。また、肉球を舐めて湿らせることで、顔をきれいにすることも出来ます。

猫が顔を洗う時、頻繁に肉球を舐めているのはそのためです。

また肉球からの汗は、体温調節の役割もあります。運動したり暑い時、緊張した時には、汗を出して体温を下げるんです。

うちの猫は、予防注射の時に肉球からビチョビチョになるほど大量の汗を出します。かなりの緊張状態にあったと言えるでしょう。

まとめ

可愛らしくて好きな人も多い、猫の肉球。

今回は、飼い猫の肉球に出来たかさぶたについてお話をしましたが、いかがでしたか?

かさぶたが出来ている場合、それは肉球皮膚炎の可能性があります。

最初は柔らかく腫れるという症状が見られ、それがしぼむと今度はかさぶたのような感じになるそうです。

潰瘍が出来てしまうと、痛みが強くなって歩くのを嫌がるようになったります。なるべく早い段階で気付いてあげたいですよね。

そのためには、普段のスキンシップで猫の肉球もチェックして見ることをおすすめします。

触ってみて、「ん?」と思うような物があったら、獣医さんに相談してみましょう。皮膚がんも心配ですよね。

足の裏の腫瘍は良性の物が多いですが、やはりきちんと検査をして貰う必要があるでしょう。気になることがあったら、動物病院での受診をおすすめします。