猫が『ふみふみ』するのはなぜ?その理由や意味とは?

飼っている猫が、毛布などの上に乗り前足で「ふみふみ」する行動がありますよね。ひたすらふみふみする姿は、見ていて可愛いものですが、あの行動は一体何なのでしょうか?

どんな理由があるのか、またその時の猫の気持ちなど知りたくなってきますよね。そこで今回は、猫が「ふみふみ」する理由や意味についてお話をしていきたいと思います。

猫が前足で「ふみふみ」するのはなぜ?その理由は?その意味は?

前足で「ふみふみ」する行動は、うちの猫たちもよくやります。その時は大抵、柔らかい物の上に乗っていますね。

喉をゴロゴロ鳴らしながら、うっとりした表情でふみふみし続けます。これにはどんな理由があるのでしょうか。

赤ちゃん返り:母猫の乳を飲んでいた時のことを思い出している

理由の1つ目は、赤ちゃんの時を思い出しているというもの。猫の赤ちゃんは、母猫のお乳を飲む時にオッパイを前足でふみふみします。

そうすることで、お乳の出を良くしようとするのです。大人になってもふみふみするのは、その時の名残りだと言われています。

眠たくなっている:ふみふみすることでリラックスして眠りに入りやすい

2つ目の理由は、眠くなっているというもの。ふみふみするという行動には、気持ちを落ち着かせる働きがあるようです。

お母さんのそばで、安心安全に過ごしていた頃を思い出すのでしょう。幸せな気分になり、眠りに入りやすくなるのです。

マーキングのため:ふみふみしている物を、自分の物だと主張している

3つ目の理由は、マーキングのため。

猫の肉球には臭腺があります。そこから出るニオイをつけ、マーキングをしていると考えられます。飼い主さんのお腹の上でふみふみする猫も多いようですが、飼い主さんに対する愛情表表現だと言えますね。

猫が「ふみふみ」している時の猫の気持ちは?その心理状態とは?

猫がふみふみする理由は分かりました。その時の表情を見ると、目を細めウットリしていることが多いです。

それでは、ふみふみしている時の猫の気持ちはどのようなものなのでしょうか?ふみふみの仕方別にご紹介してきます。

毛布や布団を吸いながらふみふみ:母乳を飲んでいた子猫の時のいい気持ち

毛布や布団の上でふみふみをしている場合、同時に毛布を加えてチュッチュッ吸いながらという事も多いです。うちの猫の場合、赤ちゃん猫の頃から一緒のぬいぐるみに吸いついています。

吸った後はビチョビチョになってしまい、定期的に洗うため替えのぬいぐるみも用意しているほどです。

この時の猫の気持ちは、母乳を飲んでいた時の気持ちになっています。とても幸せに満たされた、いい気持ちになっているのです。

飼い主の太ももや腕でふみふみ:飼い主を母猫のように慕って甘えている

飼い主さんの体に乗って、太ももや腕、お腹などでふみふみをすることもあります。これは、飼い主さんのことを母猫のように思っているのでしょう。

大好きな飼い主さんに甘えたいという気持ちの現れですね。気を許した相手にしかしない行動です。優しく受け止めてあげましょう。

猫が後ろ足でふみふみ:発情期には後ろ足でふみふみすることが多い

後ろ足でふみふみしている場合、ちょっと違った意味があります。この行動は、発情期のメス猫に見られることが多いです。

お尻のニオイを嗅いでもらいたがっているのです。

「ふみふみ」する猫としない猫がいるのはなぜ?その違いの理由とは?

今までお話してきた「ふみふみ」ですが、全くしない猫もいるんですよ。我が家の猫にも、殆どふみふみしない子がいます。

みなさんのおうちでも、1匹だけしない猫がいたら「どうしてしないのかな?」と気になるのでは?私も気になったので、少し調べてみました。

親離れして自立した猫は、ふみふみ行動をあまりしない

赤ちゃんの頃、しっかりと母親の愛情を受けて育った猫は、大人になってからあまりふみふみしないようです。

生後3カ月になると、母猫は子猫にお乳をあげなくなります。ですから、その後はふみふみする必要がなくなりますので、自然にやらなくなります。

精神的な自立が出来ていると、ふみふみしないと言えます。

母猫と引き離された時期が早い猫は、ふみふみ行動をよくする

先ほどの話にも通じるのですが、逆に母猫から早く引き離されてしまった猫は、ふみふみを頻繁にします。まだお乳を飲んでいたい時期に引き離されることで、ふみふみ行動から抜け切ることが出来ないのです。

ふみふみの習慣がついたまま大人になってしまうので、高齢になってもふみふみする猫はたくさんいます。

家猫は外猫に比べてふみふみ行動をよくする

一般的に、ふみふみをよくするのは家猫だと言われます。ペットとして飼われている猫は、飼い主さんのことを母親のように思っているのでしょう。

母猫に甘えるように、まるで子猫のように飼い主さんに接するのです。

まとめ

猫が「ふみふみ」するには、ちゃんと理由があったんですね。飼い主に対する愛情表現だと分かると、益々愛猫が愛おしくなりますよね。

我が家で一番ふみふみが激しい子は、生後一週間で保健所に入れられいました。母猫のぬくもりを殆ど知らないことでしょう。

ふみふみする姿を見ていると切なくなりますが、母猫に甘えられなかった分、私が甘えさせてあげようと思います。みなさんも、猫がふみふみしてきたら、思いっきり甘えさせてあげてくださいね。